Public Affairs Healthcare Forum 2024を12月4日(水)に開催
一般社団法人 日本パブリックアフェアーズ協会(東京都港区、代表理事:増田寛也)は、2024年12月4日(水)にPublic Affairs Healthcare Forum 2024「グローバルな創薬エコシステムにおける日本の可能性~『薬が消える日』を迎えないために~ 」と題するウェブフォーラムを開催いたしました。
冒頭では、当協会理事の酒井光郎より協会概要及びパブリックアフェアーズ活動の最新の活動実績をご紹介。その後、内閣府規制改革推進会議医療・介護ワーキンググループ専門委員を務めた日本医療伝道会衣笠病院グループ理事 武藤正樹氏より『日本から薬が消える日』をテーマに、我が国の医薬品政策における現在の課題と今後取り組むべき方向性についてご講演を賜りました。そして、国際医療福祉大学教授 池田俊也氏から、国際医薬経済・アウトカム研究学会(ISPOR)を始めとする医薬品の多面的価値の評価に関する国際的な議論の状況についてご講演いただきました。また、米国の創薬エコシステムにおけるバイオテク企業のビジネスモデルや成長の軌跡についてExelixis社 Directorの松田 豊氏からご報告をいただきました。
パネルディスカッションでは、「グローバルな創薬エコシステムにおける日本の可能性」をテーマにディスカッションが行われました。高度な研究人材等の日本の強みを生かしたエコシステムの構築、医療データの利活用拡大が創薬等に与える影響、新薬算定方式や評価フレームワークのあり方、米国企業の戦略から得られる示唆等、現状と課題を様々な立場から討議し、視聴者からの質問も交えながら具体的な議論が行われました。
当協会では今後も、市民、政治家、行政が参加するオープンな議論と政策検討の場を用意する「パブリックアフェアーズ活動」の概念普及を推進し、政府機関だけでは解決策を考察・実行することが困難な社会課題に対し、民間の活力と叡智を取り入れた解決策を提供していくための議論や研究を行ってまいります。
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